《クリックで拡大》 | 川中島大合戦 謙信西条山於テ猿楽興行之図 | Next⇒次を見る |
歌川国芳(一勇斎) 大判三枚続 刊年:安政元年十一月(1854) 版元:木屋宗次郎 | 絵師紹介 |
海津城の向かい、妻女山に陣を張った謙信に対し、信玄は雨の宮の渡しに兵を据え謙信の退路を断った。にもかかわらず謙信は少しも動かず、詩を吟じ七弦琴を鳴らし、あるいは小鼓を近習に打たせ敵の方へは眼もやらず悠然としていた(戦場での急ごしらえの舞台らしく、楯板を利用している)。 | これが謙信の作戦であることに武田方が気付かなかったのが後の悲劇につながるのだ。 ※甲陽軍鑑では妻女山を西条山と記しているが誤りである。西条山は妻女山より約2キロ東にある。現在は長野市松代町西条(にしじょう)。 |
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