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一寿斎芳員 大判三枚続 刊年:嘉永六年三月(1853) 版元:三河屋鉄五郎 | 絵師紹介 |
越後謙信と甲斐信玄、そして信州川中島の一騎打ち風景。千曲川の苛立ったような川波を背景とする。有名な「風林火山」(其疾如風 其徐如林 侵掠如火 不動如山)と源氏の氏神「八幡大菩薩」の旗印に守られる信玄である。 |
なお、斎号「一寿斎」芳員の下にある桐印は、国芳一門の紋所「芳桐」である。 芳員も国芳の弟子で、川中島合戦図も多く見受けることができる。師の打ちたてた川中島合戦図の定型はしっかりと守られている(国芳作品bO6)。 後年、芳員の川中島合戦図は子供向けのおもちゃ絵へと変化していく。 |
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