天文十三年八月十八日 | ||
《クリックで拡大》 | 武田上杉川中島大合戦図(ゴッホコレクション) | Next⇒次を見る |
歌川芳虎 大判三枚続 刊年:文久2年正月(1862) 版元:丸屋鉄次郎 | 絵師紹介 |
本作品の右二図(部分図)を印象派の画家ゴッホが所有していたことで有名。ただし、ゴッホ・コレクションは縮緬(ちりめん・クレポン)摺りのものであった。 幕末の作品の特徴として、紫の色合いが目立っている。 | 謙信・信玄の一騎打ちは、永禄四年九月の第4回川中島合戦であるが(甲陽軍鑑、川中島五戦記、その他の資料により確かなものとされている)、本図では天文二十三年八月十八日(永禄四年より七年前)と記している。江戸時代においても川中島合戦の史実がいかに錯綜していたかをこの絵が端的に物語っている。 |
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