ひな祭り -木目込み人形展-

2013年01月11日〜01月21日開催

2013年1月11日(金)~1月21日(月)まで、
ギャラリー川中島館にて
ひな祭りー木目込み人形展ーを開催いたします。
木目込み人形のおひな様が展示されるそうです。
是非皆様、ご覧ください。
お待ちしております。


長野市在住の人形作家 智衣さんの
ひな祭りー木目込み人形展ー 
大勢のお客様にお越しいただきまして、
ありがとうございました。
7段飾りや親王飾り、小物類に至るまで、
ギャラリーいっぱいに飾られ、
とても華やかな展覧会となりました。

ここで、ひな祭りの豆知識をご紹介します。
ひな祭りの歴史は古く、
その起源は平安時代にまでさかのぼります。
もっとも当時は、いまのように華やなお祭りではありませんでした。
当時、上巳の節句といって
子どもの無病息災を願ってお祓いをする
「流しひな」という行事が行われるようになりました。
これは、ワラや紙でつくった人形(ひとがた)に
災いや凶事を託し、川や海に流すというものです。
おなじ頃、宮廷では源氏物語や枕草子に出てくる
「ひいな遊び」という遊びがありました。
「ひいな」というのは、
「小さくてかわいいもの」という意味。
紙でつくった人形と身のまわりの道具をまねた玩具を使う、
いわば「ままごと遊び」のような遊びです。
こうした行事や遊びが時代とともに変化し、
いまのひな祭りになったのです。
時代とともに姿を変えたひな人形ですが、
女の子の健やかな成長を願うという想いは、
ずっと受け継がれてきたのです。
この伝統、現代の私たちも大切にしたいですね。