《クリックで拡大》 川中島百勇将戦之内 勇将・荒川伊豆守 Next次を見る

一勇斎国芳 大判錦絵  絵師紹介
刊年:天保十四年〜弘化四年(1843-47) 版元:上総屋岩蔵

 越後岩船郡荒川町の出身で名を長実という。上杉家の旗奉行として剛勇の大将であった。「上杉年譜」によると、信玄に切りつけた武者は、この荒川伊豆守であったという。それほどの猛将であったが惜しむらくはこの合戦で戦死している。

 この図も顔が右を向いていて(右利きの絵師の場合は)、逆筆である。やはり上杉方武将は、意図的に右向きに描いたものと思われる。



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