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五雲亭貞秀 大判三枚続 刊年:安政六年八月(1859) 版元:森屋治兵衛 | 絵師紹介 |
八幡原での両軍入り乱れての大激戦の模様を描いた作品。 山本勘助(討死)、諸角豊後守(討死)、山縣三郎兵衛、初鹿野源五郎(討死)と武田の侍大将が四人描かれている。諸角豊後守は八十一歳の高齢にもかかわらず出陣し、本陣前線の右翼の守備についていた。 |
副将典厩信繁の討死の知らせに信繁の傅役(もりやく)だった豊後守は激怒し、「我もお供つかまつらん」と後を追うように僅かな手勢で敵陣に突入し、奮戦の末壮烈な最期を遂げたという。 |
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