絵馬手漉き和紙 / 渋いフレーム色で伝統的な雰囲気を強調しました

額装例の説明【絵馬手漉き和紙】

額装例＃4852（中身は販売できません）

￥ 12,614 (参考価格) 　　参考価格について

こちらは、飛騨高山の伝統的な紙絵馬、松倉絵馬です。家の内側に向かって馬が駆け込む向きで玄関の壁に貼り、家内安全や商売繁盛などを祈願するもので、左右どちらの壁にも飾れるように、右向きと左向きがあるようです。もともとは厩(うまや)などに貼って、牛馬の安全や稼ぎを祈願したりするものであったとのことです。
　今回使用したフレームは、温かみのあるシルバー色の「B-44122」。和洋どちらにも合わせやすく、控えめなおうとつで模様が入っています。マット色は温かみのある青系の「布紙紺10004」。フレームもマットも、ご自宅の玄関に飾るためにとお客様ご自身が選ばれました。しみじみとした落ち着きのある、飽きのこない色合いです。
　額装方法は、マットを下に敷いて耳まで見せるパピルス方式を取りました(下記にご案内あり)。手漉き和紙の雰囲気をそのままに額装したい時にもお勧めの方法です。
　絵馬といっても現代では様々あります。今まで額装させていただいたものの一部ですが、ページ下部の額装見本例から、いくつかご覧いただけます。木の板に描かれ奉納される絵馬には、愛らしいキャラクター達を題材にしたものもある様子。すでに室町時代において、絵馬には馬以外のもの(干支など)も登場し、親まれた縁起物だったことが分かります。「絵馬」を手にした人々が、大切な願いや想いをこめたものであることが肝心。そこは今も昔も変わりません。

他の額装例も見てみよう!　⇒「パピルス」の額装例一覧

額装例の仕様【絵馬手漉き和紙】

額縁内寸法	355×475	使用フレーム	B-44122
既製品/特注品	フルオーダー製作	額縁の構造	布地やマットの上に乗せて
額装方法	両面テープでポイント止め	背景	布紙紺10004
製作年月日	2023年6月	-	-

パピルスを額縁に入れるには

　パピルスはその質感が命。質感を際立たせる耳に注目して額装しましょう。マットを被せて耳を隠すこともありますが、基本的には耳を見せる額装がオススメです。背景にマットや布地を配置し、パピルスを乗せてセットしましょう。パピルスは表面カバーと背景で挟まれて固定されます。固定が不充分で動いてしまうようなら、両面テープでポイント留めを行います。

　パピルスに使う額縁は、まず一般額の規格サイズからお探しください。パピルスよりも一回り大きな額縁が適正です。特注サイズでの製作も可能ですが、規格品が使えれば安価に済みます。額縁と共にマットもお求めいただき、パピルスを乗せる背景としてください。マットの色は強めの色合いがオススメ。パピルスがくっきりと際立ちます。

　マットの大きさには制限があります。額縁の大きさが785×1088を超えるようだと、マット色の選択肢が限られてしまいます。こういった大きなパピルスには、マットの代わりに布地を張り込んだ額縁を製作いたします。お見積もりいたしますので、お気軽にお問い合わせください。

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このページに関連のある額装例

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