日本を代表する浮世絵師、葛飾北斎の描いた富嶽三十六景の「神奈川沖浪裏」と「凱風快晴」です。
使用したフレームはどちらも「D717 セピア/大衣サイズ」、マットは「22141 白芯グレー」です。
今回は複製画ということで、お客様とのご相談の結果、額装に際して「裏打ち」作業をさせていただきました。
歴史的に貴重なものや、手を加えると価値が下がってしまうようなお品の場合は、極力作品への加工はしないほうが良いです。
しかし、長期的に飾ることを考えた場合、湿気などによる波打ちを防止する観点からは、完成した額装の状態を保つことができるので、複製画などの際は裏打ちをおすすめしています。
もし加工が必要かどうか迷う際は、ぜひお気軽にスタッフへご相談ください。